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FERRARI フェラーリ F50

ハイパーカーオープンカーMR登場:1995年頃燃費目安:約3〜5km/L(実用域目安)

新車価格目安:当時の限定ハイパーカーとしての超高額価格帯

中古相場イメージ:現在は台数の少なさから、F40同様にハイエンドコレクションレンジ

FERRARI フェラーリ F50

フェラーリ F50は、F1マシン由来の4.7L自然吸気V12エンジンをミドシップに搭載し、カーボンモノコックにエンジンを直結する構造を採用したハイパーカーです。タルガトップ仕様のオープンボディと相まって、F1マシンに限りなく近いサウンドとレスポンスを、ナンバー付きで味わえることをコンセプトにしています。

F40よりも技術的には進化しながらも、自然吸気V12と6速MTという組み合わせにより、よりリニアで官能的なドライビング体験を提供します。

基本スペック

登場年
1995年頃
エンジン
4.7L V12 自然吸気
最高出力
520ps
最大トルク
471Nm
駆動方式
MR
トランスミッション
6速MT
燃料
ハイオク
燃費目安
約3〜5km/L(実用域目安)

このクルマの性格とお金まわり

新車帯:当時の限定ハイパーカーとしての超高額価格帯

中古帯:現在は台数の少なさから、F40同様にハイエンドコレクションレンジ

F50は、F40と同様にコレクターズアイテムとしての性格が非常に強いモデルであり、購入・維持ともにトップレベルの予算が求められます。その一方で、自然吸気V12とオープンボディの組み合わせによるドライビング体験は唯一無二であり、『人生で一度は体験してみたいフェラーリ』の筆頭に挙げられる一台です。

オーナー目線の長所と気になるポイント

カタログスペックでは見えにくい部分を「実際に持つなら」という目線で整理

いいところ

  • 自然吸気V12の高回転サウンドとレスポンスは、現代のクルマでは得難いレベルです。

  • オープンボディと組み合わせることで、サウンドと風を全身で感じることができます。

  • F1由来の技術を多く取り入れたシャシー構造により、非常に高い運動性能を持ちます。

  • 生産台数が少なく、コレクターズアイテムとしての希少価値が非常に高いモデルです。

注意したいところ

  • ボディ構造が高度かつ特殊で、修復やレストアには専門工房と多額の費用が必要です。

  • 快適性や実用性は二の次で、長時間の街乗りには向きません。

  • 車両価格と維持コストが極めて高く、保険や保管環境も含めた総コストが大きくなります。

  • 電子制御に頼らない部分も多く、ドライバーの操作ミスがそのまま挙動に現れます。

トラブル傾向と維持の注意点

よく名前が出る持病や気を付けたい部品などをざっくり整理

  • V12エンジンのメンテナンスは非常に専門的で、オーバーホール費用も高額です。

  • カーボンモノコックの損傷は致命的となり得るため、事故歴の有無や修復内容の確認が重要です。

  • 限定車ゆえに純正部品の供給が限られており、入手性が悪いパーツも存在します。

  • 長期保管中の燃料系・油脂類の管理を怠ると、再始動時にトラブルを起こすリスクがあります。

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